
地元もいいとこです。台風9号の接近で、県内は10日も豪雨に見舞われ、各地で家屋に浸水し、道路が冠水した。4市町計4994人に午後3時現在で避難勧告が出され、土砂崩れなどを心配して自主避難する世帯もあった。道路網は寸断され、航空機やバスなどの公共交通機関も運休や欠航が相次いだ。吉野川市の吉野川で男性1人が川に流されて行方不明になり、徳島市では用水路に車が転落するなど、県内に大きな爪跡を残した。
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吉野川市山川町の吉野川で、近くの警備員佐々木誠幸さん(61)が行方不明になった現場では、消防隊員、警察官、漁協組合員ら約70人が捜索。草や木をかき分けて岸辺を歩いたり、県の防災ヘリが飛んだりして懸命に捜した。吉野川中央漁協の副組合長、石川守さん(59)は「こんなに急に川の水位が上がると思っていなかったのでは。流れが速くなっていて捜索が難しいが、早く見つけたい」と心配そうに話した。
徳島市川内町沖島では午前8時55分頃、用水路(幅3・5メートル、深さ2・5メートル)に軽乗用車が転落しているのを通行人が見つけて110番。徳島北署員と住民らが車の窓ガラスを割り、運転席にいた女性を引き出したが、意識不明の重体。
同署によると、女性は北島町中村、無職三木勲子さん(67)で、近くの葬儀場に行く途中だったらしい。現場の道路は当時、大雨の影響で約30センチ冠水し、濁り水で用水路との境がわからなくなっていたという。
現場近くの道路わきの環境設備会社は床上浸水。午前8時頃から雨水が事務所内に入り込み、あっという間に20センチ程の高さにまでなったといい、社員らが後片付けに追われた。社長の宮内??さん(61)は「事務機器なども水につかり、すごい損害。この辺りはいつも水につかるので、排水などの対策を市に要望していたのだが」と弱り切っていた。
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